「ゴミの出し方で人生が変わる! 」
定収入を得るためにゴミ清掃員を始めた、マシンガンズ・滝沢秀一の書下ろしエッセイ。今作も、理解不能な怪奇ゴミに怪事件、金持ちゴミの分析や食品ロスの実態など、ギューッと詰め込んだ渾身の一作。笑ったあとに、自分の出したゴミについて考えること必至です。
緊急事態宣言下にゴミ清掃員は何を見て何を感じたのか、コロナ禍のゴミ清掃員現場も掲載。 (紹介文より)
プロファイリング能力というかマーケティング能力というかにますます磨きがかかっている滝沢さん、ゴミ清掃員として働きながら気付いたことを書いたエッセイ第二弾。
相変わらず面白かったです。まだまだエピソードあるんですねぇ。
いや、何で氷をゴミで出してるんだよ、流しなりに捨てればいいじゃん。イチゴ5箱とか信じられない、すぐ食べられないならジャムにしようよ。私は貧乏性でものが捨てられない性質なので、古米にしてもキウイにしてもケーキにしても、胸が痛くなるような思いがしました。そこまで勿体ないことはしたことない(多分)けど、気をつけます。生ゴミも、できるだけ水分切ります;
お金持ちのゴミが少ない、ってのは、気に入ったものを長く大切に使ってる、ってことなんだろうなぁ。
コロナ禍の中での業務、感染の恐怖と闘いながらのゴミ収集。なのにマスクは不足するし、巣ごもりでゴミは増える。こんなに切羽詰まった状態で働いて下さってたんですね、ありがとうございます。
「やりがいだとか生き甲斐だとかは自分で見出すもので、その職業が与えてくれるものではない」。…これが分からなくて縛られている人がどれだけいることか。
深刻な状況も笑いにくるんで教えてくれる。芸人さんの「伝える力」って凄い。