読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

きのう何食べた? 8~11巻 よしながふみ著 講談社モーニングKC

 そういえばシロさんって カマボコとかちくわとかの練り物使わないなぁ、と思ってたら、おでんが来ました、第8巻。でもその後も使わないんだよなぁ。個人的に、茶碗蒸しにはカマボコと百合根入れたい、銀杏はなくても。そして、お好み焼きに牛乳入れると美味しい、ってのは初めて知りました…!

 8巻はケンジへのお詫びも多かったですね。おでんの他にも京都旅行! この辺りの食レポはよしながさんのエッセイ漫画『愛がなくても喰ってゆけます。』を思い出しました。あまりにもの幸せに却って不安になるケンジ、「死  ぬ  の  !?」には思わず吹き出しましたよ。それにしても、ご両親の病気の時も思ったけど、シロさんお金使う時には盛大なんだよなぁ。…いや、ヒトのために使う時は、か。ケンジにスーツも買ってあげてたし。ニュータカラヤ潰れて食費上がってるのに!(笑)

 佳代子さんにはお孫さんが産まれてぐんぐん育ち、事務アシスタントの志乃さんは実家の洋食屋さんの跡取りシェフと結婚(ここにも赤ちゃんできるのかな)、シロさんのお母さんには肺ガンが見つかって手術、合間合間にお母さんからレシピも色々教わりつつ。大家さんにケンジとの関係を告白してもしまって動揺してます。
 長く絶縁状態だったケンジのお父さんは亡くなり、ケンジは頭髪を気にして金髪ボウズ(?)に。勤め先の美容院の店長の離婚は秒読み(笑)、ゴシップ好きで家事一切しないタブチくんは、…やっぱりイヤだなぁ(苦笑;)。

 「一番大切な人と正月を過ごしたい」、シロさんがするっと口にするひとこと。普段リップサービスしない分の重み、本心。実家には呼ばれてないけどさ、ケンジ、よかったねぇ。シロさん、嫁姑問題の間への正しい立ち方だよ(笑)。

 小豆の煮汁は捨てずにお赤飯炊こうよ、たまにがっつりおこわ食べたくなるじゃん、レバニラは私も苦手だなぁ、プロが作ると違うのかもしれないけど でも注文する勇気ないな、それなら確実に好きな品にするなぁ、と読みながら思わず色々突っ込み入れてしまう。
 そして、じゃがいものハムチーズパンケーキは絶対作ろう、と思ったのでした。