先日からNHKで再放送されている、宮崎駿演出(監督)作品。そう言えば大人になってから見たことなかったかも、と改めて見ています。
幼心に妙に印象的だったモンスリーが紅茶を飲む場面、それが今回でした。あんなに重要なシーンだったんだなぁ。20年ぶりの味や香り、続いて小鳥のさえずり(聴覚)、陽光、微風、見かけた犬を切っ掛けに愛犬との思い出から戦争、大災害への記憶が引きずり出され、ラストで実際の津波と重なる。
畳み掛ける説得力が半端ない。そりゃ心折れるよなぁ。
あんなに冷酷だった彼女がいつの間にやら美しく描かれて、吉田理保子さんの囁くような幽かな声。今までとのギャップ萌えに、そりゃダイスも惚れるわ(笑)。
ここから一気、ですよね。ギガントの翼の上、TVの前で一緒に親指立てる準備はできてます!