シリーズ10冊目。
ここがあこがれの南の島? 十年前の未解決事件殺人犯を捜しに、薬師寺涼子警視が派遣されたのは、絶海の孤島だった。 無人島を開発、一大リゾートとなった島には、お騒がせ国家公安委員長と後援会御一行も訪れるが、搭乗してきた飛行艇が海中からの奇襲により撃墜。捜査に駆けつけた海上保安庁の巡視船、海上自衛隊のオスプレイも相次いで破壊される。某国の秘密兵器か、謎の深海生物か? バカンスムードも一転、海自、海保、警察の捜査権争いが勃発する中、不気味な怪生物が! 警視庁の魔女王が忠臣・泉田と大暴れ! (裏表紙の紹介文より)
そうか、かつて『創竜伝』でやってた政治批判を、この作品でやってるんだな、と今更ながら思いつつ。
一生懸命仕事に尽くして殉職された名もなき自衛官等々が何とも気の毒。偽名だろうトム氏はさんざん邪魔して(ボコボコにもされたけど)、それでも生き残るんだものなぁ、世の中は何とも理不尽だよ(苦笑;)。
さて、いよいよ涼子サマは世界征服に乗り出すんでしょうか。次巻に続きます。